子育てステーション世田谷発達相談室

お知らせ

  • お申込み/お問合せフォームにつきまして(2025年3月14日)
    このホームページの「お申込み/お問合せフォーム」と「電話番号」は、2025年3月19日(水)10:00からご利用いただけます。
  • 子育てステーション世田谷発達相談室の移転・拡充のお知らせ(2025年2月3日)

    2025年3月19日から、子育てステーション世田谷発達相談室は下記に移転します。開室日が増え、学習障害の相談の充実をはかります。


    新住所:〒154-0002 東京都世田谷区下馬2丁目37-15 昭和女子大学S-b棟2階(三軒茶屋駅徒歩7分)


    開室日時:毎週水・木・土曜日10:00-18:00(2025年3月19日から 祝日・年末年始を除く)


    » 子育てステーション世田谷発達相談室のご案内


子育てステーション世田谷発達相談室について

子育てステーション世田谷発達相談室とは

  • 世田谷区の発達障害支援事業の一つです
    世田谷区内5カ所の「子育てステーション」に設置されている「発達相談室」のひとつです。世田谷区の委託により、社会福祉法人共生会SHOWAが業務運営を行っています。2025年3月から学習障害(LD)の相談支援(読み書きLDサポート)に力を入れて事業を拡充します。
  • 専門のスタッフが対応しています
    公認心理師、臨床心理士、特別支援教育士などの資格をもつ経験豊富な専門の相談員が対応しています。
  • 世田谷区内在住のお子さんのための相談室です
    世田谷区内在住の、発達障害や発達に心配があるお子さん(18歳未満)とご家族・支援者などが対象です。
  • 個別相談とワークショップを実施しています

個別相談とワークショップ

個別相談

発達相談

  • 友だちとうまくかかわれない、落ち着きがないなど、発達や発達障害に関する心配についての個別相談です。
  • 必要に応じて発達検査等によるアセスメントを行い、お子さんの個性や発達の特徴に合わせた対応について助言・情報提供をしています。
個別相談 ワークショップ

読み書きLDサポート

NEW!
  • 読み書きに時間がかかるなど、特定の学習に苦戦し、学習障害(LD)の心配があるお子さんについての個別相談です。
  • お子さんの困難の実態を把握できるよう、専門的で詳細なアセスメント(発達検査・心理検査等)を行います。
  • アセスメント結果に基づき、家庭できる工夫や環境調整を具体的に提案します。
  • お子さんの所属機関での支援・合理的配慮の提供等に役立てられるよう、アセスメント結果の資料を作成し、保護者を通して学校や医療・療育機関等に提供します。
  • 小学校高学年以上のお子さんには、年齢や理解に合わせて「アセスメント結果」と「おすすめの作戦」を伝え、困りごとへの対策を一緒に考えることもできます。
  • 必要に応じてフォローアップや再相談ができますが、お子さんへの継続的な学習支援は行っていません。
  • 学習障害(LD)理解のためのワークショップも行います。
学習障害(LD)とは

文部科学省は、「学習障害児に対する指導について(報告)」(1999)の中で学習障害について次のように定義しています。「学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない。」

文部科学省の調査(2022)によると

「知的発達に遅れはないものの学習面又は行動面で著しい困難を示す」とされた児童生徒数(小中学校) の割合

学習面又は行動面で著しい困難を示す8.8%
学習面で著しい困難を示す6.5%

「学習面、行動面の各領域で著しい困難を示す」とされた児童生徒数(小中学校)の割合

「読む」又は「書く」に著しい困難を示す3.5%
「計算する」又は「推論する」に著しい困難を示す3.4%

「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果について 」(2022 文部科学省)より

個別相談

ペアレント・トレーニング

ペアレント・トレーニングとは、子どもをトレーニングするのではなく、保護者がよりよい対応を身につけるトレーニングを行います。保護者がイライラせずに効果的に対応する方法をグループ学習で実践的に学びます。

(世田谷区内にお住まいの方が対象です)

お申込み先:kosodate@kshowa.or.jp

こんなことに悩んでいませんか
ペアレント・トレーニングで見直しましょう

利用ガイド

発達相談・読み書きLDサポートの【個別相談】の利用ガイド

  • 開室日・時間
    開室日 : 水・木・土曜日 (祝日・年末年始を除く)
    開室時間: 10:00-18:00
  • 利用対象
    世田谷区内在住の、発達障害や発達に心配があるお子さん(18歳未満)とご家族が対象です。
  • お申込みとご相談の進め方
    ご利用は無料です。
    「お申し込みフォーム」からお申し込みください。後ほど担当者から予約についてご連絡いたします。
  • ご相談の流れ

保護者から
申し込み

担当者から
連絡

受理面接
(保護者のみ)

発達検査
心理検査
行動観察等
(必要に応じて2-3回)

保護者への
報告や助言等

本人への説明
学校等と連携
(必要な場合)

相談終了
または
フォローアップ

保護者から申し込み
担当者から連絡
受理面接(保護者のみ)
発達検査  心理検査 行動観察等
(必要に応じて2-3回)
保護者への報告や助言等
本人への説明
学校等と連携(必要な場合)
相談終了またはフォローアップ

ペアレント・トレーニング 等の【ワークショップ】のご利用ガイド

お申込み期間中に「お申し込みフォーム」からお申し込みください。
参加費は無料です。

調査・研究等

子育てステーション世田谷発達相談室では、よりよい発達相談システムの構築に向けて調査・研究を行っています。調査・研究で実施するアンケート等は、回答の全体傾向を量的に分析しており、個人が特定されることはありません。また、調査・研究の実施にあたっては、協力は任意で匿名性が保証されることを明記し、書面にて研究発表等への利用の同意を得ています。

  • 佐藤昌子・木村あやの・若松有里・松永しのぶ(2024). 昭和女子大学地域の発達相談事業における「LD・ADHD等の心理的疑似体験プログラム第3版」を活用した家族支援―保護者による自由記述を含めたアンケート結果の分析―,日本LD学会第33回大会ポスター発表 PDFファイル
  • 百瀬良・佐藤昌子・松永しのぶ(2021). 地域の発達相談室でのペアレント・トレーニングの取組み ‐プログラム内容の妥当性と効果の検討‐ 昭和女子大学生活心理研究所紀要, 23, 21-31. こちらをクリック 
  • 佐藤昌子・増淵裕子・鎌田せりあ・田中奈緒子(2017), ICTを活用した心理支援システムの整備-ICFの観点から自己モニタリングが苦手な思春期の子どものためのプログラムを考える-, 昭和女子大学生活心理研究所紀要,18, 71-80 こちらをクリック 
  • 佐藤昌子・鎌田せりあ・百瀬良・樋口寿美・田中奈緒子(2017),地域の発達相談事業における「読み・書き」困難への家族支援-「LD・ADHD等の心理的疑似体験プログラム第3版」の活用–, 日本LD学会第26回大会ポスター発表 PDFファイル
  • 百瀬良・越智眞理子・佐藤昌子・松永しのぶ・ 藤崎春代(2014).地域の発達障害児支援事業における発達相談室の役割―個別発達相談およびペアレント・トレーニングの検討― 昭和女子大学生活心理研究所紀要, 16, 81-93. こちらをクリック 

アクセス

住所:〒154-0002東京都世田谷区下馬2丁目37-15 昭和女子大学S-b棟2階
交通:東急田園都市線三軒茶屋駅から徒歩7分(駐車場はありません)

電話:03-6450-9566(2025年3月19日から)
FAX:03-6450-9567
お電話でのお問い合わせにつきましては、相談対応中のため電話に出られない場合がありますのでご了承ください。